過去最大規模のICOに!?世界的なSNSで知られるTelegram(テレグラム)が仮想通貨事業へ

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Telegram(テレグラム)が過去最大のICOを実施すると話題になっています。

Telegramはすでに世界的なSNSを展開しており注目を集めています。

ここではTelegramのICOについて多方面から見ていきたいと思います。

Telegram(テレグラム)とは?

  • メッセージを暗号化することで匿名性が高く、セキュリティー機能が充実している
  • 通信速度が速い
  • 完全無料で利用可能

Telegramはロシア最大のSNSであるVKの創業者が2013年に立ち上げたサービスです。

チャット機能に特化したコミュニケーションツールで私たちがイメージしやすいアプリで言うと「LINE」のようなものと言えるでしょう。

そのセキュリティー面に関してはパスワード設定によるロックはもちろん、指紋認証二段階認証にも対応しています。

他にも各所にユーザーが安心・安全に利用できるよう細かい配慮がなされています。

そのため国家から検閲などの恐れのあるロシアや東欧などの国で頻繁に使われており、現在全世界で約2億人のユーザーがいると言われています。

Telegramではメッセージを送った1秒後には相手に届いていると言われています。

チャットにおいてタイムラグが大きいことは致命的なだけにうれしい機能の1つですよね。

またTelegramは完全無料で広告も出てきません。Windows版やMac版、Android版、iOS版、さらにはLinux版も提供されています。

残念ながら2018年現在、日本語化はされていませんが今後ユーザーの増加に伴って対応する可能性は十分にあります。

こうした理由を背景に、仮想通貨の世界ではプロジェクト運営側の情報発信の手段として頻繁に利用されていることもあり、抜群に注目度が高いのです。

次世代のブロックチェーン技術を駆使したプラットフォーム型ICO

  • 「Telegram Open Network」(TON)というプロジェクト名でTelegramユーザーは同プラットフォーム上でGRAM(グラム)というトークンを利用して国際送金を含めて自由かつ手軽に送金できる。

Telegram Open Network(TON)とは驚くほどの拡張性に富んだビットコイン・イーサリアムに続く次世代のブロックチェーン技術のことです。

ブロックチェーン上でアプリ内の送金や分散型アプリを実装することを目指すプラットフォーム型ICOだそうです。

TONにはOrchid、Blockstack、Filecoinといった仮想通貨の著名企業がすでに行っているサービスも含まれています。

Telegram Open Network(TON)の特徴

送金手数料もクレジットカードなどと比較してもかなり低額で抑えられそうでマイクロペイメント(小額決済)にも利用可能としています。

ホワイトペーパーによるとトークン名はGram(グラム)になる予定でサービスの形態としてはGramを保持して、どちらかというとLINE PayよりもWeChatPayに似た感覚で仮想通貨を送金できそうですね。

またTelegramにおけるメッセージの通信速度の速さを生かして、処理スピードはVISAやMASTERCARDを凌ぐ毎秒何百万の案件を処理できるとしています。

もし実現するのであれば現行の送金システムの中でもトップクラスの処理スピードを持ち合わせることになりますね!

参考までに取引スピードの比較したものがこちらで確認できます↓↓

ネオ(NEO)とは?2018年以降、ネオの将来性と投資価値を大胆予測!

Telegramに関する懸念材料

投資家間で期待が膨らむ中、とうとうTelegram ICOに関するフィッシング被害が多発する事態になっています。

当初2018年3月中にパブリックセールを行うと発表していましたが4月に入った現在も行われていません。

またこの間Telegramはどの取材にも応じなかったため憶測が憶測を呼び、この時点であらゆる噂や不確実なソースが混在し、情報が錯綜しています。

ここでTelegramに関する懸念材料について知っておく必要がありそうです。

【Telegramのscamについて注意喚起しているサイト】
Scammers are cashing in on Telegram’s upcoming ICO
Telegram ICO:beware of scam

資金調達について

Telegramは当初、目標金額である12億ドルのうち6億ドルを一般投資家向けのパブリックセールで調達する予定でした。

しかし唯一正式に公開された文書であるSECの資料によると2つの先行プライベートセールですでに17億ドルが調達されているということです。

そのためパブリックセールを行わないのではないか?と考えている人もいるようです。

技術開発が最優先課題

Telegramはシェアリングなどの技術的にハードルの高い課題を解決しようとしています。

そのため開発に遅れや後戻りが生じることは避けられないというのが大方の見解です。

遅れればそれだけ市場の不安を払拭するのに相当な労力と時間を費やすことになるでしょう。

Telegramの将来性と投資価値

Telegram ICOの将来性を考える上で、Telegramアプリとの連携は無視できないと思います。

言い方を変えるとアプリ利用者はすでにこのプロジェクトの潜在的ユーザーと言えるでしょう。

約2億人とも言われているアプリユーザーからの実需という点では問題なさそうです。

ただプレセールで大量に資金を調達したICOでは大きな叩き売りと一斉の買い戻しが発生し、荒れた相場になる傾向にあります。

Telegramに関しても例外ではないと思うので、特に小額投資をする際には十分注意する必要がありそうですね。

Telegramに関する考察

ビットコインは「投資」に、イーサリアムは「ICO」に対して有効でしたが、日常生活に目を向けた時に実務的に決済で使用するスタンダードな仮想通貨は存在しないと言えるでしょう。

Telegramは私たちが普段利用しているお金の代替物になり得る可能性があり、それにより分散型の大市場の創造が加速します。

これはちょっとしたクレジットカード会社に匹敵、もしくは決済スピードの面ではそれらを超える存在にもなるのです。

またTelegramは単なるメッセージアプリを脱却してインターネットベースのコンテンツを管理するプラットホームとしての役割も視野に入れています。

Telegramに限った話ではないのですが、正しい情報を入手することで各々がTelegramについて判断することが求められると思います。

TelegramからのICOに関する公式な情報発信が待ち遠しいですね。

今後の動向に注目です!

Telegramに関する外部リンク

coindesk
techcrunch:Telegram plans multi-billion dollar ICO for chat cryptocurrency
Scammers are cashing in on Telegram’s upcoming ICO
Telegram ICO:beware of scam